週刊エコノミスト 2007年5/1・8日合併号:ワイドインタビュー問答有用151

 現代の子育てに一言 ブラザートム “子育てとはいっぱい一緒にいてやればいい”

堂本兄弟”でも独自な世界を築き、それが自然で嫌味ではない不思議な存在のブラザートム氏。
今は19歳と20歳の息子がまだ小さな時に子供服ブランドが出していた雑誌に描いていた「パパボンはバカなのだ」という連載コラムを昨年出版し人気らしく、子育てに悩む親のために、ガツンとインタビューが今回の主旨らしいのですが、いいこと言うなぁ・・・とほれぼれ。
働くことに精一杯できちんと子供と向き合っていない父親が多い・・・ぐらいは誰しも言うけれど、
効きますよこの一言は・・・!


「この雑誌を読んでいる方はね、ほとんど嘘をついているんです、家庭で。
日曜日に、仕事だからしょうがないといいながら会社に行って、タバコを吸って、家族といるよりここにいた方が気が楽、と思っているような方が、これを読んでいるんです。
そういうことをやめない限りは、家族とうまくいくはずがありません」


そしてとどめのようなダメ押しのひとこと
「子育ては、みんなできるんです。でも、面倒くさいからしない。
そういう男の人って、子供の顔を見るのは面倒くさがるくせに、
スナックのおねえちゃんの顔を見るのは全然面倒じゃない。
それなのに、自分で面倒を見なかった子供に面倒みてもらおうなんて、
ムシがよすぎます。」


・・・ね?!ズキッときません?
子供はいないけど、家庭も無いけど、
面倒だから仕事に逃げちゃってたことが無いとは言えない気がする・・・。
親との問題がややこしいから、ちょっと今は話したくないから、
ケンカするより仕事に逃げちゃえ・・・みたいなこと、実は結構ある気がする。
どこかで気がついてはいたものの、ここまでズバリと言われると、
素直に「ハイ、スミマセン」という気持ちになるから不思議。
それがある種、トムさんマジックでもあるんだろうな・・・。
今日は素直に反省・・・。
子育てはないけど、仕事のせいにするのは極力やめて、
たまには皆々さまにもご奉仕しなくちゃね?!


耳?目の痛い人!
特にご用心!!

**トムさんの子育て本「パパボンはバカなのだ」
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