日本の図書館車がアフリカの子ども達に笑顔をプレゼント!=読む楽しみ広がれ=*1

家の近くや学校内には図書館があり、家の近くにも図書館がある・・・
欲しい本はネットで取り寄せられ、古本屋さんの検索も可能で、
復刊やオンデマンド等という方法もあり、ほとんどのものが手に入れることができます・・・
日本の子ども達はなんて恵まれた環境なのでしょう。

それに引き換えアフリカの子ども達は・・・。
本を読もうと思える余裕のある子ども達はまだましな生活をしているのですが、
まし・・・といっても日本の子ども達にははるかに及ばず・・・。
アフリカ政府は政府で、熟練労働力が不足してきたから知力向上のために
”国家読書計画”を始めたが、それはそれで少々勝手な気もします。
アパルトヘイトによる教育差別等もあったのでしかたが無かったのかもしれませんが・・・)
理由はなんであれ、読みたい子ども達に本が届く事は、良いことで、
ましてや日本の国のNGO(アジア・アフリカと共に歩む会)や
海運会社(商船三井)の活動によるものなのであれば、より嬉しいNEWSです。


アジア・アフリカと共に歩む会(TAAA)の活動は、
日本国内で不要となった移動図書館車を貰いうけ、
再整備して、南アの自治体やNGOに送付すること。
この際に商船三井が格安料金での輸送を受け持ち、
これまでに19台が送られています。


毎日新聞等の記事によると、
昨年2月に訪日したパンドール教育相がTAAAの活動に着目し、
2007年末までに計30台の図書館車を新たに寄贈してもらい、
南アフリカ全土に計画的に配置する事業が決まったと報じられ、
日本の市民のリサイクル事業がアフリカの国の教育政策に組み込まれた事例としても
注目されています。


日本には約6000台の図書館車があり、毎年50〜60台が新車に交換されているとしたら、
まだまだお手伝いはできそう。
政府がドカンとどこに紛れてしまうかわからない援助金をするよりも、
等身大に血の通ったお手伝いができるのではないでしょうか?
不要になり、破棄されてしまうだけを待っていた図書館車が、
アフリカの大草原を元気に走り、その先に子ども達の嬉しい笑顔が待っているとしたら・・・
こんなに嬉しいリサイクルはありません。
ぜひ頑張って欲しいところ。皆さんも応援してください!

■アジア・アフリカと共に歩む会(TAAA)のサイト:http://www.taaa.jp/index.html
 ***寄付やボランティアも募集中。興味のある方はぜひ!